避難生活 4日目
21 November 2016
キャンプ場は昨日海軍の船カンタベリーで脱出したキャンパー達がいなくなってガランとした。今まで幸運な事に天気が良かったが、4日目天気は最悪になった。朝から凄まじい雨と風。なんて無情の雨だろう。これでは地滑りが起きても不思議でない。道路の開通を祈る気持ちで待っていた私をかなり落ち込ませた。それは他の人達にとっても同じで道路開通を土曜日まで待つと言っていた更に二組のドイツ人カップルも気持ちを変えて、今日脱出すると言う。ジョンも現実的になり、明日のタウンミーティングで道路状況が改善しなければキャンピングカーを置いて出ようと言う事になった。軍隊のトラックも道路開通のため崖崩れの反対側に来ているが、この雨で動きがとれないらしい。ヘリコプターは人をを脱出させているのか、援助物質を運んでいるのか、絶え間なく飛んでいる。町では建物の安全性の検査が進み、お店の人達が片付けに来ているのが見えた。町の建物は半壊したり、ガラスが割れたりはあっても、内部は被害にあったものの、外側は住宅地の家に大きな被害は見えなかった。写真はお店に貼られた内部に入る事が出来ると書かれた許可証。