寿命
01 March 2014 | Tenacatita, Mexico
海あおい
日本に一番寒い1、2月それも今年は大雪に2度も見舞われた東京に3週間とちょっと滞在してきた。今回は母を看取る覚悟で行ったのだけれど、容態が落ち着いている。母は丈夫な心臓を持っているようだ。それに反して、私がいる間に姉の友人の男性が55歳の若さで突然死で亡くなってしまった。それまで元気で、最近孫ができて喜んでいたという話を聞くと、気の毒に思う。ほとんど毎日母の病院へ行っても、母は眠っていることが多いし、目を開けても、私のことをわかっているのかも不明だった。私も自己満足のために行っているみたいなものだった。その間ずーっと寿命について考えさせられた。病院では看護師さんや介護師さんが何も出来なくなった老人ばかりの病院で働く姿を見て、仕事とはいえ頭が下がる思いだった。彼らの方が私より毎日そういう老人たちの世話をしていて、寿命について考えさせられていると思う。少し重い話になってしまいました。