今日はイースターフライデー。今年は早く3月29日。金、土、日、月と4連休になる。私達はリタイアしているから関係ないが。天気予報では良い天気が続くという事でセーリングに出て来た。3時間半で来られるギャンビア島の後ろ側にあるマリーナに停泊。さぞや連休だしお天気も良いので混んでいるかと思ったら誰もいない。私達だけ。まるでプライベートのマリーナなみたいに独占。今日、明日と泊まり、明後日は移動する。私は友人の誕生日会が4月1日にあるので日曜日か月曜日にボーエンアイランドに行き、そこからフェリーとバスで帰る。ジョンはもう少し長くセーリング楽しみたいよう。セーリングシーズン開幕。写真は空っぽのマリーナ。

先週は気温がグッと下がり零下の日が続いた。ジョンがボートをチェックに行く時、私も付いて行ったが零下13℃の日もあった。でも快晴で青空が見え気持ち良かった。今週は気温が0℃まで上がって来たが曇っていて余計寒く感じる。そして今日は雪。バスが立ち往生したり、飛行機もキャンセルがあったりと混乱があったようだ。私みたいにリタイアしていると何処にも行かなければ楽だが、色々予定がこういう天候が続くとキャンセルされて私の予定も狂ってくる。今冬は雨も雪も少なく良いのだが、夏に水不足になったり、山火事の発生が多くなったり、消火に手間取ったりと懸念される。写真は水上に建てられている住宅。ここは海水だが山からの淡水も流れてくるので水面が凍っていた。

今年もあと僅かで終ろうとしている。ウクライナへの侵略はまだ続き、イスラエルとハマスの戦いが始まり終わりが見えない。戦いは何の解決も生み出さないというのがわからない人間多過ぎる。日本は悲惨な負け方をしてそれが分かった国だけれど、周囲の国の影響でこれからどうなるかわからない。防衛費が増大するとの事だが、周囲の国の脅威に対して脅しになるだけであって欲しい。そういう世界情勢の中で私の生活は至って穏やかでこの状態に感謝している。住む所があり、水と食料に心配する事なく、身の危険に晒される事もない。明日、身の上に何が起こるかわからないというのは私も同じだけれど、体も今のところ異常はない。毎日好きな事をして生活している。お花を活けたり、ピクルボールをしたり、グループフィットネスへ行ったり、友人達と会ったりお喋りしたり。あまり先の事を考えずに今の老後の生活を楽しんでいる。また来年も今年と変わり映えしない生活をしている事を願うばかり。こちらで初めて出来たフィリピン人の友人が血液癌にかかり、最近治療を始めた。私が変わらなくても私には色んな意味で影響がある。3年前に亡くなった1番上の姉の事も然り。諸行無常というのは分かっているが、家族や友人達が元気でいて欲しい。それが私の願い。

例年になく秋になっても良い天気が続いていたが流石に10月中旬過ぎには雨が降り始めた。気温も段々低くなってきている。今年の紅葉は雨が少なかったせいもあり、色が鮮やかでない。それでもやはり紅葉は美しい。この頃は既に葉が散り始めている。私の近況は数週間前からまたピクルボールを再開している。今まで週に1回のゴルフや色々の用事がありプレイ出来なかった。ゴルフは天気が悪くなり今季終了となった。これからはピクルボールに集中しそうだ。

いつも通り過ぎるか朝食かコーヒーを飲むストップ場所でしかなかったグランドフォークス。小さな町でレンタカーもない。昨日はミュージアムに行ったので少し歴史も知った。2018年に洪水があり随分大きな被害があったそうだ。今日歩いた所も洪水ハザード地域らしくフェンスで囲まれ、壊れた家や放置されて家で荒れていた。レストランやお店も洪水後のコロナ禍もあり少なくなったようだ。今見ると静かな浅い川だが、恐ろしい川と化したのだろう。

今朝は朝食を食べに町へ行き、ホテルのチェックアウトの準備も終了した。ところが車の修理屋から電話があり、送って来たウオーターポンプが合わない！との連絡。もうガッカリした。今度は違う所で高いが同じ車種の物を注文するので明日物が届くと言う。もうふざけんじゃねえー！と言うのが私の気持ちだがジョンは穏やか。どうして始めからそうしなかったの？と怒鳴りたい気持ちを押さえる。誰のせい？私は車の事わからないから全て任せてしまったのが悪かったのか？もう1泊する羽目になった。予定は全て狂った。今回はカルガリーから来ている友人夫婦とキャンプ場で会い、一緒にゴルフをする筈だった。彼らは月曜に既に到着していて私達を待ってくれていたのだ。あ〜。結局彼らとは会えない。明日はもう木曜日だ。そして私達には思いがけないホテル代、食事代となった。

恒例のジョンの娘一家訪問で月曜日にバンクーバーを出発。いつものようにオソヨースで1泊して向こうに翌日午後2時ごろ到着予定だった。ところが車のウオーターポンプが故障。朝食で立ち寄ったグランドフォークスと言う町で修理屋を見つけて行った。そこでウオーターポンプの交換が必要と言われ物が届くのは明朝と言う事で予定外の宿泊になってしまった。車もなく小さな町で1日時間はある。それでアートギャラリーに行ったり午後は博物館へ行った。この博物館は町の外にあり延々5キロの道を歩いた。19世紀末にロシアからの沢山の移民が入植してコミュニティを作った所で興味深い。でもまた帰りも5キロの道のり。ホテルへの往復と夕食食べに行ったりで昨日は13キロ歩いた。歩き疲れた😓

良くあちこちの島で見かける花がある。道端に咲いていて可愛らしい藤色の花。後の花も良く見かける。レースフラワーと呼ばれている花の小さい版。今年の夏は雨が降らず水不足。枯れてしまっている花も多いのに雨も降っていない所で健気に咲いている。雑草なのだろうが、こういう花は世話が要らず手入れが出来ない人に向いている。私の住んでいる所の庭に植えた花はどうなっているだろう。写真のような花の種を植えたいものだ。

こちらでは子供達にセーリングを教えるコースがある。今朝まで停泊していた所でも昨日、今日と子供達がセーリングを習っていた。ボートはバスタブ位の大きさで帆が2つ付いている。軽いので帆走は早い。昨日は10歳位の子らがキャアキャア歓声あげながら2〜3人が1艇に乗っていた。このボートはターンするのが素早いのでその拍子にボートから海に落ちる子もいるが、皆ライフジャケットを付けているしすぐにボートに這い上がって楽しそうに乗っている。今朝は年齢が少し上がって12〜14歳の子供達。1艇に1人ないし2人乗っていて経験ある子供達のようで湾の外側近くまでセーリングしている。女の子のグループもいる。こんなに小さい頃から始めていたら上手になるだろう。ボートにも風にも慣れる。

3日間、北西の風が強い予報でマリーナで過ごした。レストランも近いしスーパで足りない物は調達出来るし電気があるので携帯の充電も問題なし。Wi-Fiも使える。と良い所はいっぱいあるが、長くいると飽きる。今日から風が収まったのでマリーナを出て近くの小さな湾でアンカー降ろした。着いた時はまだ風が残っていたが夕方になって段々と弱まった。ちょうど良い涼風。他のボートも次々と到着。晴れた日の静かな湾は最高。気持ちがのびのびとなる。だからセーリングはやめられない。ただアンカーを降ろして停泊すると夜中に風が強まり波が入って来て眠れなくなる事は度々あるが幸いに今夏では起きていない。明日もここで停泊する事考えているが天気が変わらない事願うばかり。